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5月, 2025の投稿を表示しています

【知識編】仮想通貨市場に影響を与える量子コンピュータとは!?

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 量子コンピュータの実用化により、ビットコインをはじめとする仮想通貨の暗号化技術が破られる可能性が指摘されています。仮想通貨投資戦略を構築する上で、この革命的技術の本質を理解することは必要不可欠です。 量子コンピュータとは何か 量子コンピュータは、量子力学の原理を利用した次世代コンピュータです。従来のコンピュータが0と1の2進数で情報を処理するのに対し、量子コンピュータは「量子ビット(qubit)」を使用し、0と1を同時に表現する「重ね合わせ」状態を利用します(0でもあり1でもある状態を両方作れる)。 コインの例 普通のコンピュータ:コインは「表」か「裏」のどちらか 量子コンピュータ:コインが回転中の状態(表でも裏でもある)を利用 この特性により、複雑な計算を並列処理で実行でき、特定の問題において指数関数的な処理速度の向上を実現します。IBM、Google、中国のアリババなど世界の技術大手が開発競争を繰り広げており、2025年現在で実用レベルの量子コンピュータが段階的に導入されています。 既存コンピュータとの決定的な違い 従来のコンピュータとの最大の違いは計算処理能力にあります。現在の最高性能スーパーコンピュータでも数万年かかる暗号解読が、実用レベルの量子コンピュータなら数時間で完了する可能性があります。 処理能力比較データ(2024年推定値) 従来コンピュータ:RSA-2048暗号解読に約300兆年 量子コンピュータ:同暗号解読に約8時間 計算効率差:約3.3 × 10^16倍 この圧倒的な性能差が、現在の暗号化技術の根幹を揺るがす要因となっています。 なぜそんなに速いのか? 普通のコンピュータが1つずつ計算するのに対し、量子コンピュータは複数の可能性を同時に計算できるからです。 具体例:暗証番号を当てる場合 普通のコンピュータ:0000、0001、0002...と順番に試す 量子コンピュータ:0000〜9999を同時に試せる 社会への影響:メリットとデメリット メリット 創薬・材料開発の革命 :分子レベルのシミュレーションにより、新薬開発期間を従来の10-15年から2-3年へ短縮 金融リスク分析の高度化 :複雑なポートフォリオ最適化や市場予測精度の大...

【今が買い時?】チェーンリンク(LINK)のチャート分析_5/31

  こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は買い時が近いと考えられる チェーンリンク(LINK) のチャート分析を行います。 ・マクロ環境_週足 では分析を始めます。 まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。  チェーンリンク(LINK)は上昇再開に向けて順調に推移しています。上昇を継続するためのポイントとしては、 過去何度も強力なサポートとして機能した13ドル(橙ライン) または、長期的に買い支えられているラインである紫ラインを維持できるかどうか です。 このラインを割らなければ、上昇を崩していないとみなされ、一定数の買いを集めることができる と思います。なので 13ドル(橙ライン) または 紫ラインまで下落したら、ロングに入るのがいい と思います。 しかし、 上昇トレンドが再開するかどうかは18.2ドル(黄色ライン)を超えられるかどうか にかかっています。このラインは今回の暴落を作り出したダブルトップの起点となったネックラインですので、このラインは強力なレジスタンスとして機能することが想定されます。現に2週間前にこのラインに到達した後、下落し続ける展開が続いています。 ここから反発しダブルボトムのようなチャートパターンを形成することで、18.2ドル(黄色ライン)を超えることができるかどうかに注目 ですね。 「チェーンリンク(LINK)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 前回高値である30ドルを付けた後、 水色のレジスタンスラインが機能し大きな下落を作り出している ことがわかると思います。先ほど週足で分析した 18.2ドル(黄色ライン)を超えるためにも、 まずはこの水色ラインを上抜けなければいけません。 しかし、徐々に抜けそうな兆しが見えてきています。最初にタッチした後はすぐに売られていましたが、2回目にタッチした際には下落した後すぐにまた試すことができています(計2回の上抜けチャレンジ)。 そして今回の3回目のタッチ時には、下落した後すぐにもう一度試して下落し、さらにもう一度試すことができています(計3回の上抜けチャレンジ)。 このことから 徐々にこのレジスタンスラインの売り圧力が弱まっている ことがわかります。 「チェーンリンク(LINK)の日足チャ...

【レンジ継続】リップル(XRP)のチャート分析_5/27

こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は リップル(XRP)のチャート分析 を行います。 ・前回の振り返り( 記事はこちら ) 2週間前になりますが前回の記事では、レンジ上限を試しており、レンジを上抜けるのであればロングに入りたいと分析していました。結果としてはレンジを上抜けることはできず、依然としてレンジを継続中です。今後の値動きがどうなりやすいのか今週の分析を行います。 ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。 リップル(XRP)は依然として、 1.96ドル(紫ライン)をサポート 、 2.62ドル(水色ライン)~ 2.87ドル(黄色ライン)をレジスタンスとしたレンジで推移 しています。 2.62ドル(水色ライン)でタッチ後上ヒゲをつけた後、下落している状況 です。 やはり2.62ドル(水色ライン)は売りが強い ですね。先週足も陰線をつけたので、ここからどこで下げ止まるのかがポイントです。 サポート下限である1.96ドル(紫ライン)まで下落するのかどうか、に注目 です。 このラインより上で反発できれば依然より買い圧力が強くなったとみなされ買いが集まりやすくなります。 では このラインより上のサポートラインとはどこになりやすいのか、下位足から見ていきます。 「リップル(XRP)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足レベルで見ると、 橙ラインをサポート 、 青ラインをレジスタンスとした平行チャネル で推移していることがわかります。 現在はサポートラインを試している状況で、ここで反発することができれば、 2.62ドル(水色ライン)上抜けも現実味を帯びてきます。 逆に下抜けます と、その下には強いサポートラインがありませんので、 1.96ドル(紫ライン)まで下落する可能性が高い と考えます。 「リップル(XRP)の日足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、依然としてレンジを継続中。現在は上限に達した後、下落している状況。ここからどこで下げ止まるのかに注目。 トレード戦略としては、橙ラインで反発できればロング。 逆に、橙ラインを下抜ければショート。 相変わらずトランプ大統領の発言一つで市場は乱高下しています。しか...

【最高値更新】ビットコイン(BTC)のチャート分析_5/26

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は ビットコイン(BTC)のチャート分析 を行います。 ・前回の振り返り( 記事はこちら ) 前回は圧倒的に買いが強い相場であり、下がったらロングを積極的に打ちたい相場であると分析していました。結果としては想定したほど落ちてこなかったので、ロングに入るタイミングはなかったですが、力強く上昇し、最高値を更新しました。これにより、今後ますます上昇に期待がかかるビットコイン(BTC)の今週の分析を行います。 ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。 先週足が最高の形で確定しました。 これまで106,500ドル(紫ライン)は到達しても必ずヒゲで返されていたのが、今回はこのラインより上で実体を確定 させることができました。これは今まで売り込まれていた水準で売りが弱くなったことを意味するため、今後もさらに上昇することが期待されます。 しかし、ビットコイン(BTC)は高値水準にあるため、この状態でロングに入るのはリスクリワードが悪いですよね。どこでロングをエントリーすると期待値が高いトレードができるのか下位足から見ていきます。 「ビットコイン(BTC)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足レベルで着目すべきは 黄色ラインのウェッジをどちらに抜けるか です。 このラインにタッチするとこれまで逆方向に動いていた ことが分かると思います。なので、 まずはこのラインを背に逆張りのポジションをとっていくのが基本戦略 になります。もし、 このラインをブレイクした場合はその方向に大きく動く可能性が高いので、その時は逆張りポジションを損切りし、素直に動いた方向についていきましょう。 もし 黄色ラインを下抜けした場合は、 102,000ドル(青丸)付近の水準で買い支えられる 可能性があります。 「ビットコイン(BTC)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確認します。 短期で注目すべきはダブルボトム(水色)が機能するかどうか ですね。 ※ダブルボトム:一般的に上昇に寄与するチャートパターン すでに ダブルボトムのネックライン(水色)を上抜けしていますので、あとはこのラインをサポートにすることができ...

【持ち合い続く】ソラナ(SOL)のチャート分析_5/25

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は ソラナ(SOL)のチャート分析 を行います。 ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。 ソラナ(SOL)は現在、岩盤水準上抜けを試す展開が続いています。それは 179ドル(水色ライン) になります。これは今回の暴落を作り出したダブルトップのネックラインだからです。 ※ダブルトップ:一般的に下落に寄与するチャートパターン この ダブルトップのネックラインである179ドル(水色ライン)を下抜けたことで、大暴落を作り出したため、このラインは売られやすく上抜けるのは簡単なことではありません。179ドル(水色ライン)に到達してから、3週間この水準を上抜けることができず、ヨコヨコ する展開が続いています。 一方で今の買い圧力も強く、 159ドル(紫ライン)の比較的浅いサポートラインで支えられて います。このまま 159ドル(紫ライン)でサポートされ続けるのであれば、 179ドル(水色ライン)を上抜ける蓋然性が高まる でしょう。 逆に、159ドル(紫ライン)を下抜けてしまうと 121.8ドル(橙ライン)までの下落に警戒 です。 「ソラナ(SOL)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足レベルで注目すべきは、 まず斜めの黄色ラインでサポートされるかどうか です。 このラインにタッチ後これまで上昇を作り出してきたため、今回もこのラインで反発することができるのか注目 です。 割れてしまうと次は159ドル(紫ライン)で買い支えられるのかに注目 です。 このラインを仮に割れてしまえば、 ダブルトップ(青色)が肯定されますので、一気に下落する ことが想定されます。 なので、 黄色ライン と 159ドル(紫ライン)に日足レベルでは注目 すべきです。 「ソラナ(SOL)の日足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、 179ドル(水色ライン)の岩盤水準上抜けを現在試している状況。 この岩盤水準に跳ね返された後、 159ドル(紫ライン)で買い支えられるのかに注目。 トレード戦略としては、159ドル(紫ライン)タッチでロング。 逆に159ドル(紫ライン)を割れればショート。 今週はビットコイン...

【今後の展望】米日の金利

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 先週、投資を行う上での「金利の重要性」について解説する記事を出しました。 記事は こちら 今回はその応用編になります。2025年後半に向けて、米国と日本の金利政策が大きな転換点を迎える中、この動きを先読みできれば株式・暗号資産市場で優位性を確保できます。本記事では、最新の経済指標と中央銀行の政策方針を分析し、今後6ヶ月間の金利動向とその投資インパクトを詳細に解説します。 米国長期金利の行方 - FED政策転換のシグナル 現在の米国金利環境 2025年5月現在、米10年債利回りは4.2%水準で推移しており、FRBの利上げサイクル終了後の調整局面にあります。しかし、最新のFOMC議事録では、年内0.5%の追加利下げを示唆する発言が注目されています。 重要な経済指標 PCEデフレーター CPI(消費者物価指数) 失業率 GDP成長率 長期金利予測モデル テクニカル分析による米10年債利回りのターゲットは3.8-4.0%レンジです。RSI(相対力指数)が68まで上昇した後、現在は58まで調整しており、金利下落(債券価格上昇)の余地を示しています。 日本長期金利の構造変化 - YCCからの完全脱却 日銀政策の転換点 日銀は2024年後半にYCC(イールドカーブ・コントロール)を段階的に縮小し、2025年には完全撤廃に向かっています。現在の日本10年債利回り0.75%は、正常化プロセスの初期段階を反映しています。 日本の金利上昇要因 インフレ率の持続的上昇 賃金上昇圧力 円安進行による輸入インフレ圧力 日本長期金利の予測レンジ 構造的な政策転換により、日本10年債利回りは年末までに1.2-1.5%レンジまで上昇する可能性が高いと分析します。これは過去20年間の金融政策からの歴史的転換を意味します。 金利変動が株・仮想通貨市場に与える影響 米国金利下落シナリオの投資機会 成長株への資金流入 :PER倍率の再拡大期待 リート(REIT)セクター :利回り魅力度の相対的向上 仮想通貨市場 :機関投資家のリスク選好度上昇 日本金利上昇の二面性 銀行セクター :利ざや改善による収益向上 不動産・公益株 :金利上昇による負の影響 円建て仮想通貨投資 :為替ヘ...

【最高値更新へ】バイナンスコイン(BNB)のチャート分析_5/22

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回はアルトコインの中で良いチャートを描いている バイナンスコイン(BNB) のチャート分析を行います。 ・マクロ環境_週足 では分析を始めます。 まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。  バイナンスコイン(BNB)は安値水準である 青色のサポートラインにしっかりと買い支えられ、上昇 を始めています。 このラインは何度もヒゲで跳ね返すことができていますので、相当固いライン ですね。 直近は このラインにタッチ後も 624ドル(橙ライン)を超えられていなかったのですが、ついにブレイク することができました。 このラインはショートのロスカットがたまっていたことが想定されるため、多くのショートのロスカットを巻き取り急騰 に至っています。 次のターゲットは716ドル(紫ライン)であり、そのまま最高値更新を目指してくる と思います。 「バイナンスコイン(BNB)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足レベルでも上昇の優位性がみてとれます。 これまで上値を抑えつけられていた水色ラインをブレイク することができたからです。 これまで売られていたラインを超えた ため、売り手は売りを集中させることができず、急落を作り出すのは難しい状況だといえます。さらに、 上抜け後にこのラインをサポートとして機能することを確認 していますので、上昇相場の始まりの合図だといえます。ここからは、 現在買い支えられている黄色ライン または、 前回レジスタンスとして機能した624ドル(橙ライン)で買い支えられるかをしっかり見ていく と良いかと思います。 「バイナンスコイン(BNB)の日足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては 、マクロ、ミクロ環境共に上昇が強い相場。このまま最高値更新を目指す展開になると考えられるため、ロングを打ちたい状況。 トレード戦略としては、日足レベルのサポートラインである黄色ラインにタッチでロング。 624ドル(橙ライン)にタッチでロング。 ビットコインがついに最高値を更新して、仮想通貨市場が勢いづいてきました。これからアルトのターンも来ることが期待されます。どのコインが伸びるのか、しっかりチェックしたいですね!

【最後の障壁へ】ビットコイン(BTC)のチャート分析_5/19

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は ビットコイン(BTC)のチャート分析 を行います。 ・前回の振り返り( 記事はこちら ) 上昇が強い相場ではあるが前回の天井まで近づいており、一定数売りが入ることが想定されるため、十分に引き付けてからロングを打ちたいと分析していました。結果としては天井まで到達し、今後がますます楽しみな値動きになっています。ここからのビットコインの戦略を先週の値動きを中心にみながら考えていきましょう! ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。 マクロ環境は非常に強いですね。 天井圏の水準である100,000ドル(橙ライン)を超えているにもかかわらず、大きな下落なく高値圏をキープ できています。 さらに 先週は106,500ドル(紫ライン)までタッチして、丸坊主の陽線で確定 することができています。これまで売り込まれた水準であっても、今回は全く売り込まれることなく高値圏を維持できたことを意味するので、買い圧力が非常に強いことがみてとれます。 週が変わり現在は下落している状況ではありますが、これだけ強い形で週足が確定したので、下落してもすぐに買われる可能性が高いと考えます。では、どこで買うと期待値が高いのか日足以下のローソク足で分析していきましょう! 「ビットコイン(BTC)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! まず 注目すべき一つ目は斜めの黄色ライン です。 このラインにタッチ後いずれも上昇することができていますので、今回も上昇 することが期待されます。 このラインを割れた際は 100,000ドル(橙ライン)でサポートされる 可能性があります。 このラインは100,000という節目のラインであり、多くの投資家に意識されやすいため、買い支えられる 可能性があります。 その下にいくと、 前回レンジを作った平行チャネルのライン(青ライン)で買い支えられる 可能性があります。 現時点で私は少なくとも、 上側の青ラインまでには買い支えられる可能性が高い と考えています。ここでロングに入りたいですね。 「ビットコイン(BTC)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確認します。 4時間足レベルでみる...

【上昇基調】スイ(SUI)のチャート分析_5/18

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回はレイヤー1のコイン中でも人気が高いスイ (SUI)のチャート分析 を行います。 ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。 スイ(SUI)は非常に力強い推移が続いています。 最高値圏から1.97ドル(水色ライン)まで下落後反発し、 3.78ドルまで上昇した後下落しましたが、 その下のサポートラインである3.10ドル(緑ライン)でしっかり買い支えられ再度上昇している 状況です。現在は 3.96ドル(赤ライン)のレジスタンスブレイクを試している状況 です。しっかりとサポートラインが機能していること、陽線の実体規模に対して陰線の実体規模方が明らかに小さいことから、マクロ環境は上昇優位だと考えて間違いないです。 「スイ(SUI)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! マクロ環境では前述した通り、上昇が強い状況です。なので基本的なトレード戦略としては、下げてきたらロングエントリーをしていきたいです。 ロングエントリーをするサポートラインの候補としては、 一つは斜めの水色ライン になります。これは 今回の上昇の起点となった底値圏におけるダブルボトムのネックラインですので、意識されるライン になると思います。 もう一つは 前回サポートとして機能した3.10ドル(緑ライン) になります。 この2つのラインにタッチしたのであれば、積極的にロングを打ちたいですね。 「スイ(SUI)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確認します 4時間足レベルでは少し弱い値動きになっていますね。 3.96ドル(赤ライン)を超えて以降、高値を切り下げ 続けています。これは買い圧力が低下していることを意味します。 また。 短期的に支えられていた黄色ラインを下抜け てしまいました。 今度はこのラインがレジスタンスとして機能することが想定されるため、短期手には下落する と推測されます。下がったらチャンスと捉えて買っていきたいですね。 「スイ(SUI)の4時間足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、マクロでは上昇優位な環境。短期的には下げてくる可能性が高いため、重要ラインに到達したら、ロングを打...

【株式・仮想通貨投資のカギを握る重要指標】金利とは?

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。金利は金融市場の中心的な指標であり、株式や仮想通貨を含むあらゆる金融資産の価格形成に大きな影響を与えます。金利の動きを理解することは、単なる経済知識の域を超え、賢明な投資判断を行う上で不可欠なスキルと言えるでしょう。本記事では、金利の基本概念から市場への影響メカニズム、そして実際の投資戦略への応用まで詳しく解説します。これにより、マーケットの動きを先読みし、より効果的な資産運用の一助となることを目指しています。 金利とは何か?基本概念の理解 金利とは、お金を借りる際に支払う、あるいはお金を貸す際に受け取る対価 のことです。簡単に言えば、「お金の価格」と考えることができます。銀行預金の利息や住宅ローンの金利など、私たちの日常生活のあらゆる場面で金利は存在しています。 短期金利と長期金利の違い 金利には主に「短期金利」と「長期金利」の2種類があります。 短期金利 : 中央銀行(日本では日本銀行)が直接コントロールする政策金利 で、通常1年未満の期間における金利を指します。日銀の場合、無担保コール翌日物金利などが短期金利の代表例です。 長期金利 : 10年国債などの長期債券の利回り に相当し、市場の需給関係によって決まります。将来の経済見通しや期待インフレ率などが反映されます。 国債との関係 国債の利回りは、金利の代表的な指標として広く参照されています。特に10年物国債の利回りは、長期金利の基準として重要視されています。 国債の価格と利回りは反比例の関係にあり、 国債価格が上昇すると利回り(金利)は低下 し、逆に 国債価格が下落すると利回りは上昇 します。国債の価格が下がるということは買い手が減少していることになり、金利を上昇させて買い手を増やそうという動きになるということです。 金利が資産価格に与える影響 金利低下時の株式・仮想通貨市場 金利が低下すると、以下のメカニズムにより株式や仮想通貨の価格は上昇 しやすくなります: 企業のコスト削減 : 低金利環境では借入コストが低下し、企業の財務状況が改善します より資金を調達し設備投資がしやすくなり事業拡大に繋がるというわけです。 割引率の低下 : 将来のキャッシュフローの現在価値が高まり、理論上の株式価値が上昇します リスク資...

【下落に注意?】イーサリアム(ETH)のチャート分析_5/15

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は イーサリアム(ETH)のチャート分析 を行います。 ・マクロ環境_週足 では分析を始めます。 まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。  イーサリアム(ETH)は、ようやく明るい兆しが見えてきました。先週足が久しぶりに大陽線を形成しましたね。 2530ドル(紫ライン)を割れてからの下落を一気に回収 しましたので、これから買い向かっていく投資家が増加することが期待できます。 しかし、この水準より上は下落の注意が必要です。非常に売りの強い岩盤水準になってくるからですね。 この岩盤水準は2820ドル(黄色ライン) になります。 このラインは今回の下落を作り出した水準であることが一つの理由 です。 もう一つはこのラインは過去レジスタンスとして機能したラインで、前回抜けるにも3か月間は必要 でした。なので 今回もこのラインで跳ね返され、ヨコヨコした展開になるのでは と想定しています。 「イーサリアム(ETH)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 1750ドル(橙ライン)から、 3本のローソク足で2530ドル(紫ライン)までの急騰 を果たしました。これは非常に強い動きです。しかし、 やはり2820ドル(黄色ライン)に近づくにつれて買いが弱く なってきていますね。上昇中出すことがなかった陰線を徐々につけるようになってきていました。なので、買いも強いですが売りが強い水準にもいますので、上にも下にも行けずレンジ相場を形成する可能性が高いと考えます。 「イーサリアム(ETH)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確認します。 4時間足チャートで確認すべきなのは、 水色ラインで示した平行チャネル ですね。 このライン内で推移しているので、短期的にはこのラインを背に逆張りでポジションを取っていきたい ですね。しかし、割れたときには一気に動くので注意が必要です。とくにマクロ環境を踏まえると下落する可能性が高いので、下落した際にはすぐにロングは逃げてショートに回るのがよいでしょう! 「イーサリアム(ETH)の4時間足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、買いが強くなってきたが、ここからは売りが強い水準に入るので下落に...

【レンジ上限へ】リップル(XRP)のチャート分析_5/13

こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は リップル(XRP)のチャート分析 を行います。 ・前回の振り返り( 記事はこちら ) 前回は長期的にみると上昇優位だが短期的には下落する可能性が高いと分析していました。結果としては大きく崩れることなく先週は上昇しました。レンジ下限に到達してからの買いの力を甘く見ていました、反省ですね。今週は既にレンジ上限まで到達し上昇勢いが強いリップルについて、今後のトレード戦略を中心に分析を開始します。 ・マクロ環境_週足 では分析を始めます。 まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。  リップル(XRP)は依然として、 1.96ドル(紫ライン)をサポート 、 2.62ドル(水色ライン)~ 2.87ドル(黄色ライン)をレジスタンスとしたレンジで推移 しています。 先週足がその前の週の陰線に対してアウトサイドする陽線で確定しましたので、買いが強い状況にあります。この買いが強いローソク足を受けて、今週も既に上昇しており、ついに 一つ目のレジスタンスである2.62ドル(水色ライン)まで到達 しました。ここから売りが強い価格帯に入ってきますので、トレードは慎重に行いたいところです。どのように売買を行えば利益が出る確率が高いのか、より下位足から見ていきましょう! 「リップル(XRP)の週足チャート」 ・ミクロ環境、日足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足チャートを見ると、そこまで楽観的にみることができませんね。今回の上昇過程で サポートとして機能していた橙ラインを既に下抜けている からです。そして、現在はレジスタンスとして上値を抑えつけられているような状況ですので、買いを入れづらい状況にあります。今後、 このレジスタンスに頭抑えつけられたとしても、高値圏で推移することができればレジスタンスを上抜ける可能性が高く なります。逆に高値圏を維持できず、その前の足のローソク足をアウトサイドするような陰線を形成してしまいますと、下落する蓋然性が高くなるでしょう! 「リップル(XRP)の日足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、マクロ環境では上昇優位だが短期的には下落優位な相場。 2.62ドル(水色ライン)& 日足レベルの橙ラインをブレイクするかどうかを見極めたい。 トレード戦...

【最高の週足確定】ビットコイン(BTC)のチャート分析_5/12

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は ビットコイン(BTC)のチャート分析 を行います。 ・前回の振り返り( 記事はこちら ) 前回は大局的には上昇優位だが短期的には下落する可能性が高いと分析していました。残念ながら先週は、ほとんど下落することなく上昇し続けました。私の想定以上の強さでしたね、反省が必要です。この強さがどこまで続くのか今週の分析で考えていきましょう! ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。 ビットコイン(BTC)は非常に力強い推移が続いています。先々週足が上ヒゲコマ足陽線で確定しましたが、すぐにそのヒゲを回収するかのように先週足が大陽線で確定しました。高値圏でこれだけインパクトのある陽線をつけましたので、非常に買いが強いことがみてとれます。 現在は最高値水準である10,6000ドル(紫ライン)を試している状況 です。 このラインは前回上抜けることができず、75000ドルまでの下落を作り出した水準ですので、一定数売りが強い ことが想定されます。なのでいくら買いが強いとはいえ、すぐにロングすると下落リスクが大きいため、 10,6000ドル(紫ライン)を明確に上抜けてからロングを打ちたい ですね。 「ビットコイン(BTC)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足レベルでも非常に強いことがみてとれます。大陽線をつけて上昇し、その後ボラティリティ低くもみ合った後、また大陽線をつけるというサイクルを繰り返しています。ですので、今回も大きな下落なくボラティリティ低くもみ合うことができれば更に上昇する蓋然性が高まります。 そして、 この上昇は黄色のトレンドラインでサポートされる形で上昇 しています。 このラインにタッチすると毎回大陽線を作り出しています。 ですので、 このラインにタッチするとロングを打ちたい局面 ではあります。 逆にショートをうつのはこのラインを割れてから ですね。 「ビットコイン(BTC)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確認します。 さらに細かくみますと、前回の持ち合いでレジスタンスとして機能したライン (青ライン)でもサポートされる可能性 があります。短期ではサポートとして...

【岩盤水準到達】ソラナ(SOL)のチャート分析_5/11

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は久しぶりに ソラナ(SOL)のチャート分析 を行います。 ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。 ソラナ(SOL)は現在上昇のための勝負どころの水準にいます。 現在試している179ドル(水色ライン)は非常に重要なライン になります。 まずこのライン 今回の大暴落を作り出したダブルトップ(黄色)のネックライン であるからです。 ※ダブルトップ:一般的に下落に寄与するチャートパターン 週足レベルの巨大なダブルトップのネックラインですので、今回非常に強力なレジスタンスとして機能することが想定されます。 もう一つは 122ドル(橙ライン)までの下落を作り出した陰線の起点となった水準 だからです。このことから、 このラインは売り圧力が大きいことが想定されますので、このラインでは売りたたかれやすい と考えられます。 以上より、 現在試している179ドル(水色ライン)を上抜けることは簡単ではありません。 しかし、 逆にこのラインを超えることができればショートのロスカットを巻き取った上昇を作り出すことができるので、最高値更新も視野に入れた上昇相場再開の合図となる でしょう! 「ソラナ(SOL)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足レベルで注目すべきポイントは、 逆三尊(青色) の ネックライン(赤ライン)がサポートとして機能するかどうか ですね。 このラインがこれまでレジスタンスラインとして機能していましたので、今度はサポートとして機能させることができれば、上昇目線を続けることができます。 逆に このラインを下抜けてしまうと、逆三尊肯定が騙しとなってしまい、一気に下落する 可能性が高まります。 上昇再開のためには、この赤ラインを下抜けないことが大事 です。 「ソラナ(SOL)の日足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、 現在売りが強いレジスタンスライン(水色ライン)を試している状況。このラインはそう簡単に上抜けることはできないため、ここからの下落に注意が必要。 下落した場合、 日足レベルの赤ラインで下げ止まることができるのかが、上昇継続できるかのポイント。 トレード戦略...

【5月相場の見通し】2025年は特別な展開!?

こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 相場には月ごとに特有のパターン(アノマリー)が存在します。 これは一年のライフサイクルが確定申告、クリスマス商戦、夏休暇などによって区切られているからです。 こうした周期性を理解することで、売り時・買い時を見極める精度が向上します。 特に5月は投資家にとって重要な転換点となる月。 今回は2025年5月の相場見通しについて、従来の傾向と今年の特殊要因を分析します。 5月相場の傾向分析 1. 株式市場の5月:「Sell in May」の真実と2025年の特殊状況 「Sell in May and go away(5月に売って離れろ)」という格言は多くの投資家に知られています。 実際、過去10年間のデータを分析すると、S&P500は5月に平均-2.3%のパフォーマンスを示しており、年間を通じて最もパフォーマンスが低い月の一つとなっています。 しかし2025年は状況が異なります。 トランプ政権による関税政策の影響が4月初旬から市場に反映され始め、多くのセクターですでに調整が進んでいます。 ゴールドマン・サックスのデータによれば、例年5月に見られる下落の一部が前倒しで進行したことになります。 特に注目すべきは国内製造業セクターです。 米国第一主義政策の恩恵を受け、4月時点でS&P製造業指数は前月比+4.2%上昇。 この勢いは5月も継続する見込みで、モルガン・スタンレーのアナリストは「2025年5月は例年と異なり、製造業主導で+3.5%程度の上昇が期待できる」と予測しています。 2. 仮想通貨市場:5月の歴史的傾向と現状分析 仮想通貨市場において5月は歴史的に強気相場となる傾向があります。 過去5年間のデータを見ると、ビットコインは5月に平均+12.7%のリターンを記録。 これは「ハーベスト・サイクル」と呼ばれる現象で、年初からの機関投資家の利益確定と、夏季に向けた新規投資の流入が重なるためです。 テクニカル分析の観点からも、主要アルトコインの多くが上昇トレンドラインに沿って動いており、RSI(相対力指数)はまだ買われ過ぎの水準に達していません。これは上昇余地がまだあることを示唆しています。 3. 2025年5月の特殊要因:トランプ関税と金融政策 今年の相場を読む上で最も重要な変数は、ト...

【底固め中】チェーンリンク(LINK)のチャート分析_5/8

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は久しぶりに チェーンリンク(LINK)のチャート分析 を行います。 ・マクロ環境_週足 では分析を始めます。 まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。  高値圏である30ドルを付けた後、下落を続けていましたが、ようやく下げ止まりの兆しが出てきました。下落中は陽線をつけたとしても、すぐにその後陰線をつけ、前につけた陽線を打ち消していました。しかし直近の安値である10ドルを付けた後、3週連続で陽線をつけることができました。これは売りが弱まり買いが強くなった合図になりますので、 すぐ下のサポートラインである13ドル(橙ライン)を割らなければ、さらに上昇する 可能性が出てきます。 その場合は18.2ドル(黄色ライン)がターゲット になるでしょう。 「チェーンリンク(LINK)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 注目すべきは 日足レベルで形成している巨大な逆三尊(黄色)を完成させることができるか どうかですね。 ※逆三尊:一般的に上昇に寄与するチャートパターン 逆三尊のネックラインである 15.8ドル(青ライン)を超えると逆三尊が完成し、最大で20.8ドルまでの上昇が見込める でしょう。 15.8ドル(青ライン)を超えることができれば迷わずロング ですね。 「チェーンリンク(LINK)の日足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、ようやく下げ止まりの兆候が出てきたため、フラット見ていきたい相場環境。 日足レベルの逆三尊(黄色)が完成するかどうかが直近の注目ポイント。 トレード戦略としては、15.8ドル(青ライン)にタッチでショート。 逆に15.8ドル(青ライン)を超えることができればロング。 昨日のFOMCは市場の予想通り政策金利が据え置きとなりました。無事にFOMCを通過した安心感から本日は仮想通貨市場が急騰しています。ビットコインは久しぶりに10万ドルが見えてきました。今後も楽しみな相場が続きそうですね!

【レンジ継続】リップル(XRP)のチャート分析_5/6

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は リップル(XRP)のチャート分析 を行います。 ・前回の振り返り( 記事はこちら ) 前回はレンジ下限からの反発をみて、上昇優位な相場であると分析しました。結果としては先週は上昇継続とはなりませんでしたが、そこまで悲観する必要はないと考えています。それを踏まえ今後はどのような値動きになりそうなのか、今週の分析を行います。 ・マクロ環境_週足 では分析を始めます。 まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。  リップル(XRP)は依然として、 1.96ドル(紫ライン)をサポート 、 2.87ドル(黄色ライン)レベルをレジスタンスとしたレンジで推移 しています。現在は レンジ下限にタッチ後上昇している状況 です。先週足は残念ながら上ヒゲをつけた陰線で確定しましたが、その前の足の陽線に対してインサイドして確定していますのでまだ上の方が強い状況です。マクロ環境をみると、上昇する可能性の方が高いと考えられます。 「リップル(XRP)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 短期的にみると、崩れやすい状況にあります。 青ラインをサポートにして安値を切り上げる形で、レンジ下限から上昇していましたが、このサポートラインを割れてしまいました。このラインを割れたことで買いが入りづらくなり、下落しやすい状況 にあります。なので、ここですぐに買うのではなく、強力なサポートラインまで落ちてきたら買いたいですね。 「リップル(XRP)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確認します 4時間足レベルでも短期的にはやはり下落しやすい状況ではあります。 サポートラインであった節目である赤ラインを割れたことで三尊が完成 しました。 ※三尊:一般的に下落に寄与するチャートパターン 三尊が完成したことで、1.98ドル付近までの下落 が見込まれます。ですので、 1.96ドル(紫ライン)まで引き付けて買いを入れていきたい ですね。 「リップル(XRP)の4時間足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、マクロ環境では上昇優位だが短期的には下落優位な相場。下まで引き付けて買いを入れていきたい。 トレード戦略としては、 1.96ドル(紫ライン)タッチでロン...

【目線は上】ビットコイン(BTC)のチャート分析_5/5

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は ビットコイン(BTC)のチャート分析 を行います。 ・前回の振り返り( 記事はこちら ) 前回は上のレンジに戻ってきて買いが強い相場になってきたと分析していました。積極的にロングで戦いたいとしていましたが、結果としてはあまり大きな値動きのない1週間となりました。今後どのような値動きになりやすいのか今週の分析を行います。 ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。 一度 92000ドル(水色)のサポートを割れた後、力強くこのライン上に戻ってきたビットコイン(BTC)ですが先週足はボラティリティが小さな値動き になりました。確定足的には大きく上ヒゲをつけた陽線のコマ足でしたね。これは97000ドル付近の売り圧力が強いことを示していますが、まだ陽線で確定できていることから、直ちに崩れることはないと考えられます。 とはいえ一般的には売りを示唆する上ヒゲが出ていますので、今週は一旦下を試す展開が想定されます。しかし、買いが強い相場であることに間違いはないので、下げたところで買い戻される展開が濃厚だと思います。下げたら積極的に買いを入れていきたいですね。 「ビットコイン(BTC)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足レベルでも、短期的には売られる展開になることが示唆されます。 黄色のトレンドラインい従い上昇していましたが、このラインを割れてしまったから です。 このラインを割れたことで一定数売り圧力が出てくる ことが想定されます。そしてこの後の下げ止まりの目安としては、 浅くて92000ドル(水色ライン) 、 深くて86500ドル(紫ライン)になる と考えます。 「ビットコイン(BTC)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確認します 95400ドル(青ライン)の節目を意識させ、このラインを抜けることで97600ドルまで上昇 しましたが、 このラインは残念ながらサポートとして機能せず、下落 してしまいました。しかし、 下の92000ドル(水色ライン)は直前で何度も下ヒゲを出していることからサポートとして強いので、簡単に落ち続けることも難しい でしょう。ですので、 短期的には9...

【上昇再開】スイ(SUI)のチャート分析_5/4

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は昨年大きく飛躍した スイ(SUI)のチャート分析 を行います。 ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。 最高値である5.36ドルを付けた後、ひたすらスイ(SUI)は下落を続けていました。しかし、先週足が直近の大暴落を作り出す起点となった3.18ドルをブレイクして大陽線で確定できたため、上昇の方が強いことを相場に意識づけることに成功しました。これまでつけてきた陰線よりも明らかにこの陽線の方が強いので、まだ上昇の方が強い相場であることがわかります。ただ、 3.95ドル(赤ライン)は以前サポートとして機能したラインであり今度は強力なレジスタンスとして機能することが想定されるため、このまま一目散に上昇を続けるのは難しい でしょう。 上は3.95ドル(赤ライン)、 下は橙ラインで反発するレンジで推移する 可能性がこの先は高いと考えます。 「スイ(SUI)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! この時間足でみると、 ダブルボトム(黄色)を肯定することで上昇 してきたことが分かります。 ※ダブルボトム:一般的に上昇に寄与するチャートパターン その後、 赤ライン付近で上値を抑えられている状況 です。この先、 このダブルボトム(黄色)のネックライン、 または 橙ラインが強力なサポートとして機能する 可能性が高いため、このラインまで下がってくれば積極的にロングを打ちたいです。 「スイ(SUI)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確認します。 この時間足レベルでは 紫ラインの平行チャネル内で推移 していることが分かると思います。高値更新・安値更新を行う下落基調が続いていますね。 このラインのレジスタンスを上抜けたときが、また上昇が行われるタイミングになる でしょう! 「スイ(SUI)の4時間足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、マクロでみると上昇優位な相場が続いている。短期的には下げてきているが重要ラインに達すればロングを打ちたい環境。 トレード戦略としては、日足レベルのダブルボトムネックライン(黄色)でロング。 または橙ラインでロングをうつ。 ゴールデンウィーク...

【伸び悩み】4月のトレード振り返り

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は4月のトレードを振り返り、その反省を今後のトレードに活かしていきます。 4月のパフォーマンス 4月の収支は+43,658円でした。2か月連続でプラス収支で終わったことは非常によかったですが、目標金額には到達していないので反省が必要ですね。1か月の目標収支がプラス30万円ですので、そこに向けて何が足りないのか、どうすれば到達できるのか、今月のトレードを振り返りながら考えていきたいと思います。 「4月のトレード収支」 4月トレードの反省点と今後 4月のトレードにおいて 良かった点は、一度もトレードでマイナスを出さなかったこと です。これはポジションをもつタイミングの精度が上がっているということですので、確実にチャートを見る力、値動きを読む力がついてきている証拠のため、プラスに捉えています。また、マイナスを出さないように、とにかく 逆方向に進んだ際にポジションを手早く切るようにしている効果 が表れています(具体的には建値カット)。しかし、これは裏を返せばそれだけ早めにポジションを手放すことになるので、利益を伸ばしずらくもなります。相場は、 より大きなリスクを取らなければ大きなリターンは得られないようにできている ということですね。ただ私としてはできるだけ損失は小さくしたいので、 建値カットをやめるつもりはありません。 なので、損切りラインとは別にリスクをとっていきたいと考えています。 それは、 とにかくトレードの回数を増やしたい と考えています。これまでは週足レベルの確定足を意識したトレードを行っていました。これはトレードの確実性は上がりますが、トレードが完了するのに2~3週間時間を要しますので、一回のトレードでよほど大きなリターンを得ない限りはなかなか安定して大きな収益を得ることは難しいです。なので これからは日足レベルの確定足を意識したトレードも取り入れよう と考えています。これができればトレードの回数が増え、収益を伸ばせると考えています。 まとめると、 5月からは日足を意識したより短期的なトレードと、これまで通りの週足を意識したスイングトレードを行っていきます。 そして、先月にお約束していた トレードツールの作成を引き続き5月も進めていきます。 トレードツールを作成することで、自動でマイルールに...

【底打ち完了?】イーサリアム(ETH)のチャート分析_5/1

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は反転上昇の兆しが見えてきた イーサリアム(ETH)のチャート分析 を行います。 ・マクロ環境_週足 では分析を始めます。 まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。  高値である 4000ドル(青色ライン)をつけた後、下落基調が続いてきましたが、ようやく底打ちの兆候 がみえてきました。 まず下にいくほど次第に陰線の実体規模が小さくなってきています。これは下にいくほど徐々に売り圧力が鈍化していることを示唆していますので、反転上昇のサインになりやすいです。 さらに、これまでは一度サポートラインを割れると、そのラインへ再び回帰することが全くできていなかったのですが、 先週足がついに前回のサポートラインに戻ることに成功 しました。 このラインをサポートとして維持できるのであれば一個上のレジスタンスラインを目指す展開になり、上昇基調が続く でしょう! 「イーサリアム(ETH)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足でも徐々にチャート形状が良くなっています。 1755ドル(橙ライン)のレジスタンスを上抜け後、今度はこのラインが サポートとして機能している(黄色〇) ことがみてとれます。このまま上昇を続け、 2157ドル(青ライン)まで到達する可能性が高い でしょう。今のところ 赤ラインをサポートにする形で安値を更新していますので、まだポジションを持っていない方は、このラインで買っていくのがいい でしょう! 「イーサリアム(ETH)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確認します。 短期的には1830ドル(紫ライン)がレジスタンスとして頭抑えつけられていましたが、4回目のトライで上抜けることに成功 しています。 このラインを上抜けたことで、このまま上昇を続ける可能性が短期的にも高く なっています。 「イーサリアム(ETH)の4時間足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、上昇の兆しが長期的にも短期的にも見えてきた。 2157ドル(青ライン)までは上昇する可能性が高いため、今週から来週にかけてはロング主体で戦いたい。 トレード戦略としては、1830ドル(紫ライン)タッチでロング。 1755ドル(橙ライン)まで...