スキップしてメイン コンテンツに移動

【10月の相場見通し】季節の波に乗れ!

こんにちは、仮想通貨トレーダーのシュウです。 
投資の世界には、カレンダーの時期によって相場が上がりやすくなったり下がりやすくなったりする「季節のクセ(アノマリー)」が存在します。特に10月は、株式市場でも仮想通貨市場でも「流れが大きく変わる月」として有名です。

過去の歴史を見ると、10月は株価が大きく崩れた歴史がある一方で、弱気な相場を終わらせて年末の上昇へ向かう転換点(通称「弱気相場キラー」)となってきました。また、仮想通貨のビットコイン(BTC)にとっても、10月は例年価格が跳ね上がりやすいことから「アップトーバー(上昇の10月)」と呼ばれ親しまれています。

しかし、2026年の秋は例年と異なる特徴があります。それは「例年なら下がりやすい9月に、価格がしっかり上昇した」という点です。この珍しいパターンが起きたとき、10月はどのような動きを見せやすいのか、過去のデータをもとに分かりやすく解説します。

1. 9月が上がった年の「10月の傾向」をデータで確認

「9月に下がらずに上がったのだから、10月はもう上がらないのでは?」と不安になるかもしれません。しかし、過去の統計を見るとむしろ逆の結果が出ています。

対象ふだんの平均的な動き9月に上昇した後の10月の勝率9月に上昇した後の10月の上昇率注目したいポイント
S&P 500(米国株)

9月: -0.7% / 10月: +1.5%

73.7%(中間選挙の年)

+3.0%

10月前半に一時的に下がったあと、後半に大きく上がりやすい

ビットコイン (BTC)

9月: -2.9% / 10月: +20.6%

80.0%(過去5回のうち4回上昇)

+16.8%

9月にプラスだった年は、10〜12月の年末にかけて大相場になりやすい


データが示す通り、弱気になりやすい9月の壁を突破できた年は、相場全体のパワー(勢い)が非常に強い状態にあります。2026年は米国の「中間選挙」の年でもあり、政治の先行き不安から10月上旬は一時的に値動きが荒くなりやすい傾向がありますが、そこで付けた安値を底にして、年末に向けて急上昇していくパターンが多く見られます。 

2. なぜ「前半に急落」しても「後半に上がりやすい」のか?

10月相場の最大のポイントは、「月のはじめに急落や一時的な調整が起きても、慌てて逃げ出す必要はない」ということです。これには明確な理由が2つあります。

  1. 9月に儲かった人たちの利益確定売り

    9月に価格がぐんぐん伸びたため、短期で利益を出した投資家が「一度利益を確定させよう」と売り注文を出します。これにより、10月前半は一時的に価格が下がったり、乱高下したりしやすくなります。

  2. 一時的な下落は「絶好の買い場」になる

    強い上昇トレンドの中での一時的な下落(押し目)は、乗り遅れた大口投資家や個人投資家にとって「安く買うチャンス」になります。急落によって過熱感が冷まされると、新たな買い注文が殺到し、月後半から年末にかけて一段上の高値を目指して反発していくのです。

3. 初心者向け:具体的な買い方と目安の価格

急激な値動きに巻き込まれてパニックにならないよう、あらかじめ「どこで買い、どこで損切り・利益確定をするか」を決めておくことが大切です。

対象買うタイミング・目安損切り(あきらめる)目安利益確定の目標目安
S&P 500

直近の高値から2.5%〜4.0%ほど下がったところ(50日移動平均線付近)

100日移動平均線を下回って戻らないとき(約-2.5%)

直近の最高値を更新したあと、さらに+3%〜+5%伸びた水準

ビットコイン

83,000ドル〜78,500ドルまで下がってきた水準

8月の重要な節目である78,000ドルを割り込んだとき

96,800ドル(第1目標)〜 101,200ドル(第2目標)


実践のコツ(資金管理)

  • 一度に全額を買わない(分割エントリー):

    10月上旬は値動きが激しくなりがちです。持っている資金を2〜3回に分け、「10月の第1週〜第2週にかけて下がった日に少しずつ拾っていく」と平均購入単価を抑えられます。

  • ビットコインの節目に注目:

    もし価格が下がらずにそのまま87,000ドルの壁を上に突破した場合は、勢いに乗って買い足す戦略も有効です。ただし、万が一8月の安値水準である78,000ドルを割り込んだ場合は、相場の形が崩れる合図になるため、無理をせず一度撤退するのが安全です。

まとめ:10月前半の揺さぶりに動じず、年末高を狙おう

2026年10月の戦略は、「強い相場の勢いを信じつつ、10月前半の急落を冷静に拾っていく」というシンプルな姿勢に尽きます。

9月にしっかり上昇したという事実は、買い手の勢いが本物である証拠です。前半にニュースや相場の急落を見て怖くなり、底値で投げ売りしてしまうのが最も避けたい失敗です。事前に決めた目安を守りながら、ゆったりとした気持ちで年末の上昇相場を待ち構えましょう。


・趣味についてのブログも書いています。

・Twitterやってますので、ぜひフォローをお願いします。

コメント

人気の投稿

【大き目の調整に警戒】アプトス(APT)のチャート分析_12/26

  こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は久しぶりに アプトス(APT)のチャート分析 を行います。 ・マクロ環境_週足 さっそく分析を始めます。 まずはマクロ環境から週足チャートをみていきましょう! これから大き目の調整下落に注意した方がいいです。それは、前回、前々回と下落フェーズに突入した時と同じ傾向が見えているからです。 いづれも赤いレジスタンスラインにタッチ後、それまでの陽線を包み込む形で陰線を形成し、それを皮切りに下落フェーズに移行 しています。それと同様に、 今回は赤いラインにタッチできてはいませんが、これまでの陽線をすべて打ち消す陰線を先週足が形成しましたので、今後は下落フェーズに移行する と考えられます。そして、 これまで到達できていた赤ラインにも今回到達できなかったことで、これまでより明らかに買い圧力が弱まっている ので、上値が重い展開が続きやすいと思います。上昇の速度に対して下落の速度の方が明らかに速いため、今はじわじわ上昇しても安易にはロングに乗らず、むしろショートをためたほうが優位性があると考えます。 「アプトス(APT)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足レベルでも下落フェーズに移行したことを示唆しています。まずは、 これまで上昇を支えてきた水色ラインを明確に割れています。 そして、少し形は汚いですが 三尊(紫色)を肯定しています ので、 今後7.28ドル(橙ライン)までの下落は想定すべき です。しかし、 橙ラインは今回の上昇の起点となったラインであり、そう簡単に割れるラインではない ので、 黄色ライン と 橙ラインの間でしばらくもたつく展開が濃厚 であると予測しています。 「アプトス(APT)の日足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、マクロ環境は下落フェーズに移行した。 7.28ドル(橙ライン)までは少なくとも下落する可能性が高い。 トレード戦略としては、 10.37ドル(黄色ライン)タッチでショートに入る。 7.28ドル(橙ライン)タッチで短期ロングに入る。 仕事が今日で終わり明日から年末休みに入りました。私と同じように今日明日が仕事納めの方が多いのではないでしょうか。この休みをどう使うかで今後の人生が変わると思い...

【次世代の資産運用方法】流動性マイニングとは?

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。仮想通貨市場の進化とともに、新たな収益獲得手段として注目を集める 「流動性マイニング」 。従来の投資手法とは一線を画すこの方法は、な収益化戦略DEFIプロトコルを活用した革新的として、特に若い投資家層から高い関心を集めています。本記事では、流動性マイニングの基礎から実践的な活用方法まで、詳しく解説していきます。 過去、仮想通貨の金利収入を得る方法(基礎編)を紹介した記事は こちら 流動性マイニングの基本概念 流動性マイニングとは、分散型取引所(DEX)に資金を提供することで報酬を得る仕組みです。従来の銀行預金とは異なり、より高いリターンを期待できる新しい資産運用手法として注目されています。 主要なプロトコルと期待収益率 現在、主要なDEXプロトコルでは以下のような年利が期待できます: Uniswap V3(ETH-USDC): 年率15-25% Raydium(SOL-USDC):年率20-35% SushiSwap(ETH-BTC):年率18-30% イールドファーミングとの関係性 流動性マイニングは、より広義のイールドファーミング戦略の一部として位置づけられます。主な特徴は: 流動性提供による基本報酬 ガバナンストークンによる追加報酬 複利効果による収益最大化 リスクと対策 主要なリスク要因: インパーマネントロス 価格変動による一時的な損失 ボラティリティの高いペアほどリスクが増大 スマートコントラクトリスク プロトコルの脆弱性 ハッキングリスク 市場リスク 暗号資産市場全体の下落リスク 流動性の急激な減少 実践的な始め方 取引所の選択 セキュリティ評価の高いDEXを選択 ガス代の低いチェーンを優先検討 ペア選択のポイント 流動性の十分なペアを選択 ボラティリティとリターンのバランス リスク管理 投資額は総資産の10%以下に抑える 定期的なリバランスを実施 今後の展望 流動性マイニングは、DEFIエコシステムの発展とともに更なる進化が期待されます。特にレイヤー2ソリューションの普及により、ガス代の低減や取引速度の向上が見込まれ、より効率的な運用が可能になるでしょう。 私自身はSui-c...

【終焉】リップル(XRP)のチャート分析_1/27

こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は、 リップル(XRP)のチャート分析 を行います。 ・マクロ環境_週足 では今週の分析を始めます。まずは週足チャートからマクロ環境をみていきます。 リップルは非常にネガティブな状況です。 これまで1年近く守ってきた1.96ドル(紫ライン)をついに週足で明確に割れてしまいました。 前回割れた際には次の週に陽線をつけて巻き返しましたが、次の週に上ヒゲ陰線をつけたことを皮切りに再度暴落が走りました。サポートラインに到達して上がったとしても、すぐに売られているため、非常に売り圧力が強い相場にいます。 1.96ドル(紫ライン)を割れて反発が弱い状況ですので、下落トレンドが今後も続く 可能性が高いと考えています。今は変える場面ではなく暴落に備える場面ですね。 「リップル(XRP)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足レベルでも弱気のチャートパターンを形成しています。 赤色をレジスタンス、 橙ラインをサポートとしたディセンディングトライアングル(ディセトラ)を形成 しています。 ディセトラ:一般的に下落に寄与するチャートパターン 現在は 橙ラインのサポートにいますので、反発できるか注目 です。ただし、 反発できたとしても上昇は赤ラインまでと限定的になる でしょう。 「リップル(XRP)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確認します。 短期的には、 さらにもう1本レジスタンス(黄色ライン)が規定 されています。 このラインによって現在高値を切り下げている状況 です。 短期的な上昇を作るにはまずはこの黄色ラインを抜けないといけない ですね。MACDは強気のダイバージェンスを示しているため、 黄色ライン上抜けによる上昇は想定した方がいい かもしれません。 「リップル(XRP)の4時間足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 現在、 重要ラインのサポートを週足レベルで割れ、いつ下落トレンドが進行してもおかしくない 状況。 日足レベルにおけるディセトラのサポートを割れば急落する可能性が高い。 とにかく、下落に気をつけたい相場環境。 トレード戦略としては、 日足レベルの赤ラインにタッチでショート。             日足レベルの橙ラインを下...