スキップしてメイン コンテンツに移動

【徹底分析】6月5日に大暴落した原因と次週の値動きは!?

こんにちは、仮想通貨トレーダーのシュウです。 

2026年6月5日、世界の株式市場と仮想通貨市場は歴史的な同時大暴落を記録しました。本記事では、急落の要因である米雇用統計の結果や市場の需給構造を客観的なデータに基づいて徹底的に分析します。金融的な自由を求める投資家が不安定な相場を生き抜き、最適な「株式トレード戦略」を構築するための確かな道標を示します。

1. 米国雇用統計の衝撃とインフレ懸念の再燃

大暴落の直接的な引き金となったのは、日本時間21時30分に発表された米5月雇用統計(国が発表する働く人の数などの統計)です。農業以外の仕事で雇われた人の数(非農業部門雇用者数)は、市場の予想(約8.5万人増)を大幅に上回る「17.2万人増」となりました。さらに、3月と4月の雇用者数も合計で9.3万人分が上方修正され、4月分は17.9万人増へと上方改定されています失業率は4.3%で横ばいでした

この結果は、モノの値段が上がる「インフレ」が収まらず、米国の金利がさらに引き上げられる(利上げ)という予測を急激に強めましたケビン・ウォーシュ新FRB(連邦準備制度理事会)議長のもとでの最初の重要指標であり、市場の利下げ期待は事実上消滅しました。著名な資産運用会社ラザードのロナルド・テンプル氏は、「金利引き下げの期待は完全に打ち砕かれた」と解説しています。米10年債利回りは4.53%台へ急上昇し、金利上昇を嫌気した資金が市場から急速に逃避しました

2. 巨大IPO「SpaceX」が招いた仮想通貨の流動性シフト

第二の要因は、2026年6月12日に控えるイーロン・マスク氏率いる宇宙・AI企業「SpaceX」の新規株式公開(IPO:新しく株を誰でも買えるようにすること)です。投資家たちは、この歴史的な有望株を購入するための現金(流動性)を確保しようと、それまで値上がりしていた「仮想通貨投資」のポジションを売却し始めました

ビットコイン(BTC)インフラ企業のディレクターであるリチャード・グリーン氏は、「投資家がIPOに資金を投入するために売却している」と指摘しています。ビットコインのETF(投資信託)である「iShares Bitcoin Trust」からは、わずか半月の間に約31億ドルもの資金が流出しました。さらに、保有資産である32BTCを売却したマイクロストラテジー社の初のコイン売却や、同社CEOのル・フォン氏による約111億円(1110万ドル相当)の自社株売却のニュースも、投資家心理(市場の雰囲気)を一気に冷え込ませました

3. 半導体株の急落と為替リスク管理の重要性

第三に、これまで市場の価格上昇を引っ張ってきた人工知能(AI)および半導体セクターのバリュエーション(企業の価値に対する株価の割高感)の修正です。Nvidiaが5.93%安、Micronが12.36%安と急落したことでリスク回避の動きが強まり、その流れがBTCにも波及して一時61,111ドルまで売り込まれました

一方で、米国金利の上昇によりドル買いが強まり、外国為替市場では1ドル=160円台前半までの急激な円安が進行しました。円建ての評価額では下落が小さく見えますが、実質的な購買力を守るための「為替リスク管理」を徹底することが日本人トレーダーにとっての急務となっています

指標・資産クラス2026年6月5日の実績値前日比・予想比変動をもたらした主因
非農業部門雇用者数

17.2万人増

予想(8.5万人)の約2倍

米労働市場の予想外の堅調さ

S&P 500指数

7,383.74

-2.64%

半導体・高成長株の割高感修正

ナスダック総合指数

25,709.43

-4.18%

大手ハイテク株主導の急激な調整

ビットコイン (BTC)

一時 61,111.20ドル

6日間で18%下落

巨大IPOへの換金売りの集中 

実践的アドバイス

この急落相場を乗り切るための「株式トレード戦略」として、まずは安易なナンピン買い(価格が下がった時に買い増すこと)を避け、保有ポジションを縮小して現金の比率を高めるべきです。損失を最小限に抑えるため、「リスクと報酬のバランス(リスクリワード比)」を1:2以上に保ち、1回の取引における損失上限を資金全体の1%以内に抑える徹底した資金管理が、長期的な生き残りには不可欠です。

結論

総括すると、今回の暴落は雇用統計の強さと、SpaceXをはじめとする大物IPOへの換金売りが原因です来週はSpaceX上場を控えた週前半まで下値を試す厳しい展開が予測されますが、RSI(価格の売られすぎを示す指標)が極端な水準にあるため、パニックにならずに市場のセンチメントが落ち着くタイミングを待つ姿勢が極めて賢明です

法的免責事項:本記事は情報提供のみを目的としており、特定の投資や取引を勧誘・推奨するものではありません。実際の投資判断はご自身の責任において行ってください。

・趣味についてのブログも書いています。

・Twitterやってますので、ぜひフォローをお願いします。

コメント

人気の投稿

【次世代の資産運用方法】流動性マイニングとは?

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。仮想通貨市場の進化とともに、新たな収益獲得手段として注目を集める 「流動性マイニング」 。従来の投資手法とは一線を画すこの方法は、な収益化戦略DEFIプロトコルを活用した革新的として、特に若い投資家層から高い関心を集めています。本記事では、流動性マイニングの基礎から実践的な活用方法まで、詳しく解説していきます。 過去、仮想通貨の金利収入を得る方法(基礎編)を紹介した記事は こちら 流動性マイニングの基本概念 流動性マイニングとは、分散型取引所(DEX)に資金を提供することで報酬を得る仕組みです。従来の銀行預金とは異なり、より高いリターンを期待できる新しい資産運用手法として注目されています。 主要なプロトコルと期待収益率 現在、主要なDEXプロトコルでは以下のような年利が期待できます: Uniswap V3(ETH-USDC): 年率15-25% Raydium(SOL-USDC):年率20-35% SushiSwap(ETH-BTC):年率18-30% イールドファーミングとの関係性 流動性マイニングは、より広義のイールドファーミング戦略の一部として位置づけられます。主な特徴は: 流動性提供による基本報酬 ガバナンストークンによる追加報酬 複利効果による収益最大化 リスクと対策 主要なリスク要因: インパーマネントロス 価格変動による一時的な損失 ボラティリティの高いペアほどリスクが増大 スマートコントラクトリスク プロトコルの脆弱性 ハッキングリスク 市場リスク 暗号資産市場全体の下落リスク 流動性の急激な減少 実践的な始め方 取引所の選択 セキュリティ評価の高いDEXを選択 ガス代の低いチェーンを優先検討 ペア選択のポイント 流動性の十分なペアを選択 ボラティリティとリターンのバランス リスク管理 投資額は総資産の10%以下に抑える 定期的なリバランスを実施 今後の展望 流動性マイニングは、DEFIエコシステムの発展とともに更なる進化が期待されます。特にレイヤー2ソリューションの普及により、ガス代の低減や取引速度の向上が見込まれ、より効率的な運用が可能になるでしょう。 私自身はSui-c...

【大き目の調整に警戒】アプトス(APT)のチャート分析_12/26

  こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は久しぶりに アプトス(APT)のチャート分析 を行います。 ・マクロ環境_週足 さっそく分析を始めます。 まずはマクロ環境から週足チャートをみていきましょう! これから大き目の調整下落に注意した方がいいです。それは、前回、前々回と下落フェーズに突入した時と同じ傾向が見えているからです。 いづれも赤いレジスタンスラインにタッチ後、それまでの陽線を包み込む形で陰線を形成し、それを皮切りに下落フェーズに移行 しています。それと同様に、 今回は赤いラインにタッチできてはいませんが、これまでの陽線をすべて打ち消す陰線を先週足が形成しましたので、今後は下落フェーズに移行する と考えられます。そして、 これまで到達できていた赤ラインにも今回到達できなかったことで、これまでより明らかに買い圧力が弱まっている ので、上値が重い展開が続きやすいと思います。上昇の速度に対して下落の速度の方が明らかに速いため、今はじわじわ上昇しても安易にはロングに乗らず、むしろショートをためたほうが優位性があると考えます。 「アプトス(APT)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足レベルでも下落フェーズに移行したことを示唆しています。まずは、 これまで上昇を支えてきた水色ラインを明確に割れています。 そして、少し形は汚いですが 三尊(紫色)を肯定しています ので、 今後7.28ドル(橙ライン)までの下落は想定すべき です。しかし、 橙ラインは今回の上昇の起点となったラインであり、そう簡単に割れるラインではない ので、 黄色ライン と 橙ラインの間でしばらくもたつく展開が濃厚 であると予測しています。 「アプトス(APT)の日足チャート」 ・「まとめ」と「トレード戦略」 まとめとしては、マクロ環境は下落フェーズに移行した。 7.28ドル(橙ライン)までは少なくとも下落する可能性が高い。 トレード戦略としては、 10.37ドル(黄色ライン)タッチでショートに入る。 7.28ドル(橙ライン)タッチで短期ロングに入る。 仕事が今日で終わり明日から年末休みに入りました。私と同じように今日明日が仕事納めの方が多いのではないでしょうか。この休みをどう使うかで今後の人生が変わると思い...

【バブルの主役】スイ(SUI)のチャート分析_10/20

 こんにちは、bybitマスタートレーダーのシュウです。 今回は機能ブログで紹介した スイ(SUI)のチャート分析 を行います。 今回のバブルの主役になれる存在だと思っているので、少額でもいいから持っておきたい通貨です! スイ(SUI)の紹介ブログは こちら ・マクロ環境_週足 まずはマクロ環境から週足チャートをみていきましょう! マクロ環境をみると、 結論上昇の方が強い相場 です。 2月から4月頭にかけてダブルトップを形成し、一時1/4程度まで減少しましたが、そこから簡単な底固めを形成し最高値を更新するぐらい急上昇しています。 ※ダブルトップ:下落に寄与するチャートパターン 下落する際は、きれいな天井固めを作らないと下げることができていないのですが、上昇する際はあまり時間をかけず簡単な底固めで上げることができていますので、買いが強いといえます。 さらに、下落のペースに対して上昇の方が明らかに少ないローソク足で上昇できていますので、買いの方が強いことがわかります。 現在は橙ラインのレジスタンスで上値を抑えつけられている状況 ですが、買いが強い状況なので、今後の値動き次第ではまだまだ上昇する可能性もあります。今後どこで下げ止まることができそうか、またどこで下げ止まることができれば上昇相場が継続するのかについて、下位足から見ていきます。 「スイ(SUI)の週足チャート」 ・ミクロ環境_日足、4時間足 次にミクロ環境をみていきます。日足チャートを確認しましょう! 日足チャートでみると、まだ上昇トレンドが継続していることがわかります。ここ一か月間の動きとして、毎回安値を切り上げ高値を更新する形で、上昇しています。さらに下落するより上昇の方が少ないローソク足で形成できているので上昇の方が効率が良いことがわかります。 確かに橙ラインに到達後、大きく下落しましたが、上昇の起点となった1.80ドルから考えると、半値ほどしか下落していない状況 です。まだまだ悲観的になるには早いかと思います。 しかし、一旦の調整下落がそろそろ来るかもしれないことには、警戒を始めなければなりません。それは、 MACDがデッドクロスしている(肌色〇)から です。これは下落に傾くことを知らせるシグナルですので、頭には入れておきたいですね。 「スイ(Sui)の日足チャート」 最後に4時間足チャートを確...