振り返りの重要性とその価値
月次でのトレード振り返りは、単なる損益計算以上の価値を持つと考えています。過去の取引を客観的に分析することで、自身の弱点を特定し、次月以降のパフォーマンス向上につなげる重要なプロセスだからです。今回は5月の実績を基に、具体的な改善策を検討していきます。
5月のトレード結果と主要課題
全体的な収支状況
5月の総合収支は**52ドルの微損**という結果に終わりました。先月のトレード改善事項としてトレード回数を増加するというのを入れていました。その通りに取引回数は前月比で約40%増加したものの、その大半が建値カットまたは損切りに終わり、利益確保に残念ながら至りませんでした。
スイングトレードからデイトレードへの転換失敗
これまでの主力戦略であったスイングトレード(保有期間1~2週間)から、デイトレード(当日決済)への転換を試みたが、明らかに準備不足が露呈しました。スイングトレードで培った「待つ」トレードスタイルが、デイトレードの「素早い判断」を求める環境に適応できなかったことが要因だと考えています。
目標設定の甘さ
大きな反省点として、デイトレードにおける利確・損切りラインの設定をスイングトレードと同じようにしてしまっていました。スイングトレードの感覚で100-200pipsの値幅を想定していたが、デイトレードでは20-50pipsの細かい値動きを捉える必要があることを実感しました。
戦略改善と6月以降のルール変更
ポジションサイズの最適化
今後は取引スタイルに応じたポジション管理を徹底します:
スイングトレード:
- ポジションサイズを従来の2倍に増加
- 月間取引回数を4回程度に制限
- 1回あたりの目標利益率を10%前後に設定
デイトレード:
- ポジションサイズは従来設定のまま
- 損切りライン:エントリー価格の2%前後を目安
- 利確目標:エントリー価格の5%前後を目安
今後の展望
5月の結果は確かに期待を下回りましたが、貴重な学習機会としてプラスに捉えています。トレードスタイルの使い分けとポジション管理の改善により、6月以降の安定的な収益確保を目指していきます。継続的な学習と検証こそが、長期的な投資成功への道筋となると信じ、これからも継続して投資・トレードと向き合っていきます。
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